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眼科
本多眼科医院
〒310-0022
茨城県水戸市梅香2-2-46
TEL: 029-221-2839

クリニック案内

アクセス

  • 電車
    JR常磐線 水戸駅より徒歩15分
  • バス
    南町3丁目停留所下車 徒歩2分

病院名
本多眼科医院
名誉院長
本多 捷郎
院長
金村 美香子
住所
〒310-0022
茨城県水戸市梅香2-2-46
診療科目
眼科
電話番号
029-221-2839

主な目の病気(1)

近視・遠視・乱視眼精疲労花粉症・アレルギー性結膜炎
老視ドライアイコンタクトレンズ

近視・遠視・乱視(屈折異常)

症状

  • ぼやけて見づらい
  • 検診で視力低下といわれた
  • 目が疲れる
  • 目を細めて見ている
  • 授業中黒板が見づらい
  • 物がダブって見える
  • 目つきが悪くなった
  • テレビに近づいて見ている 
  • 目がかすむ  など

治療&Topics

治療

近視」では、遠くはぼやけて見づらいですが、近くは無理せずに見ることが出来ます。近視がある程度以上進み、生活に不自由をきたす場合は、メガネが必要となります。眼科で処方箋を発行します。

調節緊張(=仮性近視・偽近視)」の場合は、調節緊張を和らげる点眼薬を使って治療する場合もありますが、2-3か月続けても視力が上がらない時は、メガネの処方が必要です。

子供の近視」は、高学年になるほど増加する傾向があります。 成長期に身長が伸びている間は、眼球も発育して大きくなるためで、残念ながら近視の進行を止めることはできません。

近年は、パソコン作業・ゲーム機などの普及による近業の増加に伴い近視発症の低年齢化が進んでいると言われいます。近視の進行には、環境要因・遺伝的要因など、さまざまな因子が関与していると考えられていて、最近「1日に2時間以上、屋外で活動をする」と唯一、近視の進行が抑制されるという研究 結果が報告されました。また、進行予防や眼精疲労予防には「20-20-20」20分近見作業をしたら、20フィート(6m)遠くを20秒眺める、事が推奨されています。

「近視予防のため、目に負担をかけない生活を

 1、正しい姿勢で読書や勉強をしよう! >>>背筋をまっすぐ、目と本の距離は30cm離す。

 2、1時間勉強したら、10分間目を休ませよう! >>>ゲームは負担がかかるので、40分で休憩を。寝転び✖です。

 3、部屋の明かり+電気スタンド併用で! >>>勉強や読書には300ルクス必要とのことです。


遠視」では、近くも遠くも見えづらくなります。遠視の程度が軽く、ピントを合わせる調節力が強ければ、遠くも 近くも見えますが、特に老眼で調節力が落ちると目はかなり無理をしなくてはならず、眼精疲労の原因となり頭痛や肩こりを起こし得ます。日常生活に支障をきたす場合は、メガネが必要となります。眼科で処方箋を発行します。

子供の遠視」は、歳が小さいほど程度が強く、成長と共に近視化が進みます。幼児期に高度の遠視や乱視があると、いつもピンボケの像しか見ていないため視機能が育たず、将来メガネをかけても見えない「弱視」となってしまい、視力は二度と回復しません。高度の遠視・乱視がある場合は、早期から眼鏡をかけて訓練することで、視力が回復します。 6歳くらいまでに訓練を行う必要があります。生まれた時からピンボケが当たり前となっているため、子供から見えないという訴えはありません。3歳児検診は必ず受けるようにしましょう。


乱視」では、近くでも遠くでも見づらくなります。角膜や水晶体のゆがみのため、焦点が1か所で合わないので、 像がぶれたり、二重になったりします。また、焦点を合わせようとし続けるため、眼精疲労の原因となり得ます。   日常生活に支障をきたす場合は、メガネが必要となります。眼科で処方箋を発行します。


老眼(調節異常)

症状

・近くの細かい字が読みづらい  ・距離のちがうものを見た時、ピントが合うまでに時間がかかる
・本を目から少し離すと見える  ・以前よりも暗い所で読みづらくなった

治療&Topics

視力はどのくらい回復するのか

加齢に伴い、水晶体が硬くなってしまい、近くの物にピントが合わせられなくなった(=調節力の低下)状態です。40歳ごろから症状を自覚しはじめ、45歳くらいからメガネ(老眼鏡)が必要になることが多いです。残念ながら、治す方法はありません。

もともと近視の人は、調節力が無くなっても近くにピントが合うので症状を感じにくく、遠視の人はより強く症状を自覚しやすいと言えます。メガネをかけたら老眼が進む、ということはありません。我慢をしていると眼精疲労・肩こり・頭痛などの原因にもなり得るので、不便を感じたら眼科を受診し、眼鏡処方をしてもらいましょう。


眼精疲労

症状

 眼疲労
一般的に疲れ目を指します。休憩によって回復します。

 眼精疲労
休憩をとっても目の痛みや霞(かすみ)、頭痛などの症状が残ります。

眼精疲労を引き起こす原因は、主に視器要因・環境要因・心的要因の3つに分類できます。

  1. 視器要因には、屈折異常(近視・遠視・乱視)や調節異常(老眼)、ドライアイなど、眼の各種疾患があります。
  2. 環境要因としては、PC作業におけるモニターの高さ・モニター画面への映り込み・部屋全体の明るさ・乾燥・  エアコンやパソコン、周辺機器が発する騒音などが挙げられます。
  3. 心的要因は、仕事上のストレス・神経症・自律神経失調症など多種多様です。

対処方法

対処方法

原因となる要因に対処することで、症状の緩和を試みます。多くの 症例で、ドライアイを合併していることが報告されています。


また、ビタミン製剤などの点眼加療を行うこともあります。


生活習慣やパソコン作業時の指導なども行っております。お気軽に ご相談下さい。


ドライアイ

症状

・目の不快感    ・目が乾く          ・目がゴロゴロする    ・目が開きにくい  
・目が疲れる    ・膜がかかったようで見づらい ・むずがゆくなる     ・目に圧迫感がある
・目が痛い     ・目が充血する        ・糸を引くような透明の分泌物が出る


軽い症状であれば、少し疲れを感じる程度です。
症状が悪化すると、角膜に傷がつくため、激しい痛みを感じたり、炎症が出たりします。

治療&Topics

ドライアイの治療について

ドライアイは、「涙の量が減ることで、眼の表面が傷つく」ことや「涙の量は保たれているのに、眼の表面に留まる力が弱い」ことが原因で、さまざまな目の不快感が生じ、生活の質を損なってしまう疾患です。

近年、エアコンの使用、コンタクトレンズ装用、長時間のパソコン作業など、ドライアイを悪化させる環境の増加に伴い、患者様の数も増えています。

しかし残念ながら、涙をたくさん作れるようになる治療はありません。ですから、上記の環境因子に気を付けながら、点眼加療を続けることが大切です。


悪化環境要因を排除する
点眼加療

 ・人工涙液やヒアルロン酸製剤の点眼 >>>外から水分を補う

 ・ムチンの分泌を促進する >>>涙が眼の表面に留まりやすくなる

涙点プラグ治療 >>>上記点眼加療で自覚症状が軽快しない場合、眼の表面の傷が改善しない場合、などに。       涙が排出される孔(上涙点/下涙点)にシリコン製のプラグ(栓)を挿入することで、涙の排出量を軽減する。


花粉症・アレルギー性結膜炎

症状

  • 目がかゆい
  • 目が充血する
  • くしゃみが出る
  • 目ヤニが出る
  • 涙目になる
  • 鼻水・鼻づまりがある
  • まぶた(目の周り)がかゆい・はれた
  • 目がゴロゴロする
  • 白目がブヨブヨになった      など
まず、目のまわりがかゆくなります。こすったり、かいたりすると症状が悪化し、まぶたや結膜が腫れたり、
角膜が傷つくために目がゴロゴロしたり痛みを伴い、涙が止まらなくなることもあります。

治療

治療

基本的には抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤の点眼加療です。

アレルギーの程度によっては、ステロイド点眼や内服薬、点鼻薬を 処方することがあります。


花粉症では、シーズンが始まる2週間ほど前から点眼や内服を開始すると、症状がひどく出ないことが報告されており、オススメです。


コンタクトレンズ

安心なコンタクト生活をサポート

コンタクトレンズは、2005年より透析器、人工呼吸器などと同様の「高度管理医療機器」として、副作用・機能障害を生じた場合に人体へのリスクが高いもの、と位置付けられました。コンタクトの装用に際しては、正しい知識・正しい使用・きちんとしたレンズケアが必要で、間違ったレンズ選択や使用は目の病気を引き起こしてしまいます。
トラブルを起こさないためには、眼科医の検査・処方が重要です。購入の際には、必ず眼科で処方箋をもらうようにしましょう。

特に、ドラッグストアなどで販売している安価なカラーコンタクトは、酸素透過性が極端に悪かったり、色素が色落ちすることで、色素内の金属成分により角膜に傷がついたり色素が沈着したり、金属アレルギーが生じるなど、トラブルが増えています。安全にカラーコンタクトを使うためにも、眼科の受診は必要です。ぜひ、粗悪なレンズは使用せず、医療用のカラーコンタクトレンズを使って頂きたいです。

<目のトラブルについて>
・巨大乳頭結膜炎

・角膜上皮障害、浮腫
・角膜血管新生
・角膜感染症
・角膜裏面内皮細胞の脱落   など


初めてコンタクトレンズを装用される方のご相談や、すでに装用されている方の定期検査やお悩みのご相談など、目の病気やコンタクトレンズに関するあらゆることについて、眼科専門医が診療、相談にあたります。

コンタクトの種類<ハード・ソフト>

コンタクトの種類<ハード・ソフト>

ハード

水分を含まないプラスチックのような硬い素材のレンズで、耐久性と光学特性に優れ、乱視矯正(乱視の状態によっては矯正できない場合があります)に適しています。

直径は約9mmで角膜より3mmくらい小さく、涙液交換と酸素を通しやすい分子構造になっているため酸素透過性に優れていますが、固い素材のためにゴロゴロするなど異物感があり、慣れるまでに時間がかかります。慣れるのには個人差があり、2~3日で慣れてしまう方もいますが、通常は1週間くらいで慣れてきます。


ソフト

水分を含む柔らかい素材で作られていて、目になじみやすく、つけ心地の優しいコンタクトレンズです。個人差はありますが、生活環境や装用時間によっては乾燥感が気になる場合もあります。

直径が約13~14mmで角膜全体をおおうため、動きの激しいスポーツでもずれにくく、ハードレンズに比べて運動に適しているといえます。しかし、目にトラブルがあっても気付きにくいので、装用に際しては注意が必要です。定期検診を3か月に1度、必ず受けるようにしましょう。

1日使い捨て(毎日交換)・定期交換(2週間、1か月など)・長期装用タイプがあります。